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主イエスの受難を覚えて

 今日から受難週に入ります。特に主イエスの十字架の御苦しみをお覚えるときとして、教会は歴史的にこの時を大切にしてきました。

 聖書は次のように記しています。「しかし、彼は私たちの背きのために刺され、私たちの咎のために砕かれたのだ。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、その打ち傷のゆえに、私たちは癒された。私たちはみな、羊のようにさまよい、それぞれ自分勝手な道に向って行った。しかし、主は私たちすべての者の咎を彼に負わせた。」イザヤ53:5,6

 こんな実話があります。事情があっておばさんに育てられた少年がいました。彼には盗み癖がありました。ある日おばあさんは、言いました。「いいかい。よくお聞き。今度盗みをしたら、おまえの手のひらに焼け火箸で穴を開けるよ」。少年はびっくりして、しばらくの間は我慢していましたが、とうとう、また盗みをしてしまいました。おばあさんは心が裂かれるほど悲しみ、少年をつかまえると、「さあ、罪がどんなに恐ろしいものか、おまえに教えてあげよう」と言って、焼け火箸を少年の目の前に差し出しました。少年は恐ろしさの余り、青くなって、震え、目をつぶって叫びました。「おばあちゃーん、ごめんなさーい」。しかし、倒れたのは少年ではなくおばあさんでした。おばあさんの手のひらには焼け火箸が刺さっていました。

 人は皆、神に裁かれなければならない罪びとです。しかし、神の子主イエスは、私たちの罪の身代わりに十字架で苦しみを受け、裁かれたのです。ここに神の私たちへの愛があります。主イエスの十字架によって、人は救われるのです。


# by sayama_church | 2024-03-28 18:23 | 牧師の窓 | Comments(0)

2024年3月24日(日)ウェルカム礼拝のご案内

初めての方、クリスチャンでない人、どなたでもお気軽にお越しください。
すべての人を歓迎いたします!
皆さんの人生にキリストの救いが届くように祈ります。
聖書のお話は、入門的なキリスト教のイロハです。
    
◆ 第一礼拝  午前 7:00 ~  8:00   
    
◆ 第二礼拝  午前 9:00 ~ 10:00 
                   
◆ 第三礼拝  午前11:00 ~ 12:00
  (第三礼拝では並行して別室で子どもの集まりがあります。) 
     
◆ 第四礼拝   午後  7:00 ~   8:00  

  4回の礼拝の説教(聖書のお話)は以下の通りです。
 
    説 教:キリスト教のイロハ(7)
        「主イエスに出会った人~犯罪のひとり」
    聖 書:ルカの福音書23章32~43節
    説教者:小坂嘉嗣牧師
      

   
 【当教会のコロナ対策】
  ①日曜日の礼拝は4回に分散しています。
  ②玄関で手指の消毒 
  ③マスクの着用は任意です。
   必要な方のために受付に無料のマスクの準備があります。
  ④礼拝の前後、途中で換気の時間を設けています。
  ⑤着席する椅子と椅子の間の間隔を広くとっています。
  ⑥2階チャペルとは別に1階でモニターで参加できる部屋があります。
  ⑦礼拝時間を短縮しています。
  ⑧礼拝をオンラインでの配信をしています。
   当教会のホームページからアクセスできます。

 【初めて参加される方へ】
  ①教会の集まりは、どなたでもお出でいただけます。
   初めての方、久しぶりの方、クリスチャンでない方、
   すべての人を歓迎しています。
  ②信仰が強制されるようなことは一切ありません。
   ストレス、問題、悩みの多い日常にあって、聖書の言葉を通して
   心の休みと力をどうぞ得て下さい。
  ③聖書や讃美歌は教会に備え付けがあります。
  ④礼拝の中で、神様への感謝を表す席上の自由献金の
   ときがありますが、あくまで自由です。
  ⑤近隣のミッションスクール(聖望学園、明治学院)の
   生徒さんが授業の一環で参加下さることがあります。

# by sayama_church | 2024-03-23 08:28 | 礼拝のご案内 | Comments(0)

究極的な望み

毎週土曜日にテレビ埼玉で放映のキリスト教番組「ライフ・ライン」の説教者としてご活躍された岩井基雄先生のご召天のお知らせを受けました。ショックでした。

 特に親交があったわけではありません。彼の牧会する教会から以前、転入者を受け入れたことがありました。私が理事をしている幼稚園に何度かご奉仕にお出でいただき、良き評判を耳にしていました。その程度の関係です。でも同い年であったせいか、彼が膵臓がんで倒れたことを耳にしたときに、とても気になりました。それで、Youtubeに公開してある彼の最後の3回の礼拝メッセージをすべて視聴してしまいました。そして密かに彼のために御祈りしていました。

 今、私たちの教会の礼拝では、マタイの福音書を順々に読み進め、24章、25章に入っています。ここはオリーブ山の説教と呼ばれ、主イエス様の再臨と世の終りがテーマになっています。聖書は、この世とこの時代は、必ず過ぎ去ると語っています。そして神の国が訪れるのです。

同様に、私たちの人生も遅かれ早かれ、必ず終わりがやってきます。終わりのある世界で終わりのある人生を生きている、それが私たちなのです。そうであるならば、「何が本当に大事なのか」「永遠に続く価値あるものは何なのか」を見据えて生きるべきではないでしょうか。私たちは、終わりの日のよみがえりと神の国に究極的な望みを置いているのですから。

「なくなってしまう食べ物のためではなく、いつまでもなくならない、永遠のいのちに至る食べ物のために働きなさい。」ヨハネ627


# by sayama_church | 2024-03-18 16:51 | 牧師の窓 | Comments(0)

2024年3月17日(日)のご案内

すべての人を歓迎いたします!教会が初めての人、久し振りの人、
何となく聖書に興味のある人、心に安らぎを求めている人、・・・
 
    すべての人を歓迎いたします!!!

◆ 第一礼拝  午前 7:00 ~  8:00   
    
◆ 第二礼拝  午前 9:00 ~ 10:00 
                   
◆ 第三礼拝  午前11:00 ~ 12:00
  (第三礼拝では並行して別室で子どもの集まりがあります。) 
     
◆ 第四礼拝   午後  7:00 ~   8:00  

  4回の礼拝の説教(聖書のお話)は以下の通りです。
 
    説 教:マタイの福音書に聴く(97)
       「十人の娘のたとえ」

    聖 書:マタイの福音書25:1~13節

    説教者:小坂嘉嗣師      


   
 【当教会のコロナ対策】
  ①日曜日の礼拝は4回に分散しています。
  ②玄関で手指の消毒 
  ③マスクの着用は任意です。
   必要な方のために受付に無料のマスクの準備があります。
  ④礼拝の前後、途中で換気の時間を設けています。
  ⑤着席する椅子と椅子の間の間隔を広くとっています。
  ⑥2階チャペルとは別に1階でモニターで参加できる部屋があります。
  ⑦礼拝をオンラインでの配信もしています。
   当教会のホームページからアクセスできます。

 【初めて参加される方へ】
  ①教会の集まりは、どなたでもお出でいただけます。
   初めての方、久しぶりの方、クリスチャンでない方、
   すべての人を歓迎しています。
  ②信仰が強制されるようなことは一切ありません。
   ストレス、問題、悩みの多い日常にあって、聖書の言葉を通して
   心の休みと力をどうぞ得て下さい。
  ③聖書や讃美歌は教会に備え付けがあります。
  ④礼拝の中で、神様への感謝を表す席上の自由献金の
   ときがありますが、あくまで自由です。
  ⑤近隣のミッションスクール(聖望学園、明治学院)の
   生徒さんが授業の一環で参加下さることがあります。

# by sayama_church | 2024-03-16 09:34 | 礼拝のご案内 | Comments(0)

リバイバルの火が・・

 裏金問題に見るような政治の混乱、新聞には株式市場の活況の文字が踊っているのに全く実感が湧かない庶民の経済状況、東京都のまさかのミサイル攻撃に備えた地下シェルターの建設決定・・・。拾い上げればきりがないほどの社会を覆う不安の影の数々です。大丈夫なのだろうか、この国は、この世界は。そんなことを思ってしまうことがあります。

 私は、子どもの頃に部屋で金魚を飼っていました。初めはこまめに水を取り換えるなどの世話をきちんとしていたのですが、やがてルーズになり、透明だった金魚鉢の水は、少しずつ澱み、ついには中の金魚が全く見えなってしまいました。それでも、元気だと思い、放っておいたら、あるとき金魚は腹を出して浮いていました。死んでしまったのです。今の日本の社会、世界の姿があの澱んでいった金魚鉢の水と重なって見えて仕方がないときがあります。

 キリスト者は、毎回の礼拝において、またことあるごとに、主の祈りでこう祈ります。「天にいます私たちの父よ。御名を聖なるものとされますように。御国がきますように。みこころが天に行われるように、地でも行われますように。」マタイ6910

 今、この祈りほど切実な祈りはないのではないでしょうか。罪深い人間の欲とその背後に働くサタンが闊歩しているような世界に、御名が崇められる神の国が来るように、聖霊によってリバイバルの火が教会に灯り、日本の社会、世界を席巻していく力となるように。


# by sayama_church | 2024-03-11 21:41 | 牧師の窓 | Comments(0)