今年も母の日を迎えることができました。母の日は、もともとはアメリカの教会から始まりましたが、今では世界中でお祝いされているようです。
ところで、母の日には次の賛美歌がよく歌われます。
1.母ぎみにまさる 友や世にある 生命の春にも 老いの秋にも やさしく労わり
いとしみたもう 母ぎみにまさる 友や世にある
2.母ぎみにまさる 友や世にある 笑いも涙も 共に分かちて ゆうべの祈り
心を合わす 母ぎみにまさる 友や世にある(インマヌエル賛美歌111番)
曲は「いつくしみ深き友なるイエスは」と同じです。母の子に対する愛は、神の愛にもなぞられるほどに尊いものですが、キリストはその母にも勝って私たちを愛しておられる友なるお方だと歌ったものでしょう。
確かに母親の子供への愛は、父親に真似できないものがあります。私の家庭を見ても、子どもたちは私よりも家内の方に一体感を抱いているように感じることがあります。それだけ子供たちのために自分を犠牲にしているからでしょう。
けれども、昨今子供の虐待など、悲しい出来事が起こっていることも事実です。また母親との間にしこりを抱えている人も世の中にはいることでしょう。
私たちを創られた神はこう言われます
。「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女たちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。」(イザヤ49:15,16)
私たちをそれほどまでに愛しておられるお方がいることを忘れないで下さい。