東日本大震災の痛みを覚えて

 今回の東日本大震災は、発生から10日経とうとしているのに、その痛みと凄惨さは、収まるどころか益々深くなっているように感じられます。福島の原子力発電所の事故も予断を許さない深刻な事態です。
 私たちキリスト者は、何とかしてこの剣が峰に立つ祖国日本が、痛みと悲しみ、廃墟と荒廃を乗り越えて、立ち上がることができるように祈らなければならないと思います。
 涙の預言者と言われるエレミヤは、何度も警告を受けながらも主の言葉を無視して歩み続けたユダがついに滅亡して、エルサレムが廃墟と化したとき、エルサレムに留まり、こう歌いました。「私の民の娘の破滅のために、私の目から涙が川のように流れ、私の目は絶えず涙を流して、やむことなく、主が天から見おろして、顧みてくださる時まで続く。」(哀歌3:48-50) 
 なぜこのようなことが私たちの国に起きたのか、だれにも分かりません。しかし、ひとつだけ分かることがあります。それは「たとい悩みを受けても、主は、その豊かな恵みによって、あわれんでくださる。主は人の子らを、ただ苦しめ悩まそうとは、思っておられない。」(哀歌3:32-33)と言うことです。
 天地万物の創造者なる真の神を信ぜず、畏れないこの日本も神によって生みだされた神に愛されている民です。私たち日本が、この出来事を通してこれまでの歩みを省み、「私たちの道を尋ね調べて、主のみもとに立ち返ろう。」(哀歌3:40)と、新しい歩み出しをすることができたら何と幸いでしょう。 
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by sayama_church | 2011-03-20 19:48 | 牧師の窓 | Comments(0)
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