思いやり

 先週は、チャリティ・ランというYMCA主催のハンディをもった子どもたちも参加してマラソンをする大会にCSに子どもたちと一緒に出ました。とてもゆったりとした楽しいときでした。それに加えて、先週は止揚学園という知能に重い障害を持つ人たちの施設からレターをいただき、色々と考えさせられました。
 止揚学園からのレターは次のような文面でした。「災害が起きる度に、報道関係者や有名な人たちがよく口にするのは<頑張ろう>という言葉です。東日本大災害でも、この言葉が毎日のように語られました。確かにこの言葉には私たちを勇気づける力があることを思います。しかし、この言葉だけが先行していくと、弱い立場に立たされている人たちが切り捨てられていくという現実があります。1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災で、神戸市は大きな被害を受けました。その時の再建へのスローガンは<頑張ろう神戸>という有名な言葉でした。この言葉が多数側に立つ、強くて頑張れる人たちにとっては大きな力となりました。そして、見事に神戸市民は立ち上がり再建を果たしました。・・・しかし、その復興の中で、頑張れない弱い立場に立たされた人たちは忘れられ、捨てられ、自死や孤独死をする人たちが増加しました。・・・頑張ることができない知能に重い障害を持った仲間たちと共に歩んでいると<頑張ろう>という言葉は苦しみや悲しみを与える、と感じることがよくあります。・・・」
 「頑張れない弱い立場に立たされた人たちは忘れられ、捨てられ・・・」の言葉が心に引っ掛かりました。私は強くて頑張れる多数側の人間なのだろうか。そして弱くて頑張れない人たちを思いやることのできない人間なのではないか。人を思いやる心をいただきたいものです。 
 
「主は、ご自身が試みを受けて苦しまれたので、試みられている者たちを助けることがおできになるのです。」(ヘブル2:18)
[PR]
by sayama_church | 2011-11-08 19:35 | 牧師の窓 | Comments(0)
<< 11月13日(日)のご案内 11月6日(日)のご案内 >>