父の葬儀にあたっては、多くの方々のご参列をいただき、慰め、励まし、またお手伝いをいただきましたことを心から感謝申し上げます。ありがとうございました。一昨年の暮れに母を、同じように昨年の暮れに父を天に送りまして、何となく天国が身近に感じられるようになった気がいたします。
主イエスはこのように語られました。
「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。」(ヨハネ4:1,2)天国には、私の父、母、祖父母も、お世話になった恩師も、共に信仰生活を送った兄弟姉妹もおります。何と麗しい、慰めに満ちたことでしょうか。そして、主イエスの十字架の贖いのゆえに、私たちもやがて天国に行くことができるのです。
私は、身近な愛する人たちを次々に天に送り、やがて自分にも訪れる地上の終わりを意識するようになってきました。私に残された年月はどれくらいだろうか。その間に、主は私に何をするように、どのように生きることを期待しているのだろうか。そんなことを祈りつつ、真剣に考えるようになりました。願わくは、自分を楽しませ、喜ばせるためではなく、他者のために生きたいと願うことです。それが、主のために生きることだと思うからです。
主よ、私自身をもう一度、あなたにお捧げいたします。最後までお導き下さい。