昨日は、狭山市とジョイスタデイの共催で行われた教育講演会に参加いたしました。ジョイスタデイは、私たちの教会を会場にして退職された教員が中心になって地域の子どもたちの学習支援をしている団体です。演題は「いてくれてありがとう」。とても感銘を受けた講演でした。
私たちは、人を見るときに機能論的人間観に基づいて評価をします。すなわち、「何ができるかできないか」で無意識のうちに判断します。けれどもそれに加えて、存在論的人間観、すなわちその人の存在そのものを喜び、頷き、大切にする視点が必要なのではないか、というのが講演の趣旨でした。まさに、子どもに、親に、人に「いてくれてありがとう。」と言う心です。
私は、講演を伺って、この言葉こそ神さまが私たち一人一人に語り続けておられることだと感じました。主なる神さまは言われます
。「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」イザヤ43:4
私が、今救われて、生きる喜びと希望をもって、また使命を自覚して歩むことができるのは、救い主イエス・キリストを通して、この神さまに出会ったからでした。「いてくれてありがとう。」これはとてもすばらしい言葉です。けれども、もしかしたらこの言葉を他の人に対して心から口にできる人は、その人自身がまるごと他の人に受け入れられたことを経験し、知っている人ではないでしょうか。主イエスはあなたを受け入れてくださいます。