クリスマス・アドベント(待降節)に入りました。この時期は、年末の慌ただしい時期と重なるために、なんとなくせわしく時を過ごしてしまいがちですが、主イエスに心を向け、深い神との交わりを経験するような時を少しでも持てたらと願います。
聖書の中にこのような御言葉があります
。「神を待ち望む者のために、このようにしてくださる神は、あなた以外にとこしえから聞いたこともなく、耳にしたこともなく、目で見たこともありません。」イザヤ63:3
「待ち望む」とは、期待し、望みを抱いて待つことです。聖書にはこの言葉が何度も出てきます。ここでは、神を待ち望む人のために、神は働いて事を成し遂げて下さると言うのです。
ところで、どうでしょうか?私たちは、「待ち望む」ことがあまりも不得手ではありませんか。待てません。性急に結果を見たがります。そして、アレヤコレヤと自分の見通しと考えと力で動き回ります。でも振り返るとほとんどが徒労に終わってはいないでしょうか。
このアドベントのとき、神の前に座し、祈り、神を待ち望むことを学びましょう。私たちは、神が働いて下さらなければ解決できない多くの問題、課題を抱えているのですから。