ある牧師

先日、ある先輩の牧師からお電話をいただきました。父が召されてちょうど1年になるから、また家内の体調が良くないことを耳にして心配して下さったからでした。ほどなくして、今度は真心に満ちたお手紙が届き、「気持ちです」と子どもが喜びそうなプレゼントが同封されていました。私は、その愛に溢れたお心に目頭が熱くなるような気持になりました。
 この方は、中卒で18歳の時に信仰に導かれ、19歳で献身されました。後から献身した人たちは次々に神学校に進みますが、彼だけは行かせてもらえず、口惜しい思いをしたそうです。30歳まで丁稚のように教会に仕えた後に開拓伝道に遣わされ、多くの苦労を重ねながらりっぱな教会を建て上げられました。現在は、その教会の責任を若い後進に譲り、協力牧師として支えながら、再度開拓伝道をされています。
 私は、これまでの小さな歩みの中で、様々な人に出会い、その人生を見てきました。牧師に限ってみても、才気溢れる人、有能な人、学識のある人、説教の上手な人、敬虔な人、誠実な人・・・・。そうした出会いを通していつも多くのことを学ばされます。けれども、この方の謙虚さと人の痛みと弱さに寄り添う温かさには、ただただ頭が下がり、主イエス様の心を見るようです。
 私もそのような心を幾分かでも持つ牧師になりたいと願わされたことです。 
  
「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。」詩篇119:71
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by sayama_church | 2013-12-20 14:09 | 牧師の窓 | Comments(0)
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