墓 

 間もなく母が召されて3年、父が召されて2年になろうとしていますが、未だ納骨を済ませてはいません。もうそろそろ、もうそろそろと思いつつも、家族の色々な心情もあり、のびのびになっていました。さすがに、今年にはと思い、ようやく準備、手続きに入りました。

 先週は、未だ父の名義になっていた墓の名義人の変更届けを出しました。そして、祖父母が眠るお墓に赴きました。草はぼうぼう、植木は伸び放題。忙しかったとはゆえ、本当に申し訳なかったと思いつつ掃除をしていると、昔のことが思い出されてきました。

家族そろって、よくお墓参りにやってきました。皆で掃除をした後に、必ず墓の前に並び、讃美歌を歌い、一人一人お祈りをしたものです。まだ少年だった私は、周囲が気になって仕方がありませんでした。父は、草をむしりながら、やがては長男である私が墓を管理するようにと言っていました。本当に、その日が来てしまったのだと、しみじみと思ったことです。

聖書では、葬りの墓は大切にされています。アブラハムは、妻のサラが亡くなると「サラのために嘆き、泣きました。」(創232そしてヘテ人エフロンから葬りのための墓地を購入しました。「こうして後、アブラハムは自分の妻サラを、カナンの地にある、マムレすなわち今日のヘブロンに面するマクペラの畑地のほら穴に葬った。こうして、この畑地と、その中にあるほら穴は、ヘテ人たちから離れてアブラハムの私有の墓地として彼の所有となった。」(創2319,20実に、アブラハムは力ある族長でしたが、私有地としてもったのは唯一この墓地だけでした。


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by sayama_church | 2014-07-06 19:40 | 牧師の窓 | Comments(0)
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