油まき事件 

最近、神社仏閣に油をかけて逮捕状が出た男性のことがニュースとなっていました。アメリカ在住の医師であり、キリスト教系団体の創立者との報道です。詳しいことは分かりませんが、残念な思いです。

 私の恩師の中原幸茂牧師は、よく次の聖書の御言葉を開いて教えて下さいました。「この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています。」Ⅰテモテ1:5

 中原牧師の言わんとすることはこういうことだったと記憶しています。本物の信仰かそうではないかの分かれ道は、「きよい心」「正しい良心」「偽りのない信仰」を土台として「愛を目標としている」か、否かである。

 聖書には油をもってきよめるというような教えはありませんので、そうした行為自体がおかしなことなのですが、そのことを別としても、もし彼がそうした行為をしていながら、関与していないと否認するなら「正しい良心」に立っていないことになります。他人の所有物を許可なく損なうこともそうです。その行為が、日本を裁く心から出たのか、日本を愛する心から生まれたのかも問われます。

 今回の事件は、明らかに普通のキリスト者はしないことなので、カルト化したキリスト教系新興宗教のしたこととして片づけてしまうことができます。けれども、私たちもどんなに正統的信仰だと主張し、自認したとしても、「きよい心」「正しい良心」「偽りのない信仰」「愛を目当てとする」ことから外れるならば、神の道からそれてしまうことを自戒しなければならないと思います。
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by sayama_church | 2015-06-07 18:06 | 牧師の窓 | Comments(0)
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