再臨

 今日から受難週に入ります。受難週は、主イエス様が十字架に向かってエルサレムに入京されてから復活されるまでの1週間を指します。木曜日の夕が最後の晩餐、翌日の金曜日が十字架に磔にされた受難日です。教会は、受難週をことさらに敬虔な思いをもって過ごし、受難日には断食をする人もいます。

 金曜日の夜明け前、主イエスが大祭司の裁判を受けたときのことです。イエスを死刑にするために多くの人が偽りの証言をしましたが、イエスは不思議なほどに何もお答えになりませんでした。ところが、大祭司が「私は、生ける神によって、あなたに命じます。あなたは神の子キリストなのか、どうか。その答えを言いなさい。」(マタイ2663と命じたときは、口を開き、はっきりと答えられたのです。

「あなたの言うとおりです。なお、あなたがたに言っておきますが、今からの、人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見ることになります。」(同2664

厳粛な思いがいたします。妬みにかられた大祭司をはじめ当時の宗教的、社会的リーダーは、イエスの言葉の意味している重さに気が付いていないようですが、イエスは、自分が旧約聖書の預言(ダニエル7:13)しているメシア(すなわちキリスト。救い主はへブル語はメシア、ギリシャ語ではキリスト)であると宣言しているだけではなく、世の終わりの再臨をも預言していたのです。

 この受難週、私たちの罪の贖いのために主イエスが忍ばれた十字架を覚えるとともに、やがてこの地を裁かれるために再びお出でになられる栄光の主イエスをも覚えたいと思います。再臨は、主を信ぜずに退けた者には裁きの日ですが、主を受け入れた者には、報いと救いの完成の日なのです。 
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by sayama_church | 2016-03-23 16:56 | 牧師の窓 | Comments(0)
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