ターミナル

先週、第三回目のエンデイング・セミナーがありました。(福)キングスガーデン埼玉理事の児島康夫氏が、特別養護老人ホームでのお働きやご自分のお母さまの介護の経験からターミナルケアについて味わい深く、それでいてとても具体的、実際的なお話をして下さいました。参加された方々は喜ばれたのではないでしょうか。

 「ターミナル」という言葉は「終末の、終わりの」の意ですが、児島氏によりますと「ターミナル」の語源はローマ神話に出てくる国境や農地、所有地の境界を守る神、テルミヌス(terminus)にあるのだそうです。つまり、ターミナルの元々の意味は、境界、境目で、こちら側の世界とあちら側の世界があることが意識されて生まれた言葉だと言うのです。キングスガーデンに奉職される前は高校の国語の先生だったそうで、「なるほど」と感心しながら興味深く聞いていました。

 日本的に言うとこの「ターミナル」の意味する境目は、此岸(この世)と彼岸(あの世)の境界なのでしょうが、私は、フッと、「この世に生きている間にも色々な境目があるな。」と感じました。少なくとも私の人生にはありました。一番大きな境目は、自分を頼む人生から神を頼む人生、自分に絶望して神にすがる人生、自分の栄光を求める人生から神の栄光を現すことを願う人生、地上の栄光から天の栄光に希望を抱く人生への転換でした。

 人それぞれに様々な人生のターミナル~境目~があることでしょう。願わくは、救い主、主イエス・キリストを知らない人生から知る人生に移っていただきたいものです。


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by sayama_church | 2016-11-06 18:06 | 牧師の窓 | Comments(0)
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