クリスマスおめでとう!

 クリスマスおめでとうございます。「おめでとう!」と言われても、「何がおめでたいのだろうか?」と感じる人は、きっと大勢いらっしゃると思います。「キリストのご降誕がどうしてそんなにおめでたいのか?」「今日の私に何の関係があるのか?」と。

 キリスト誕生の知らせを最初に受けたのは、野宿で夜番をしていた羊飼いたちでした。主の使いは、彼らにこう告げました。「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」(ルカ2:11)

 さて、聖書は、この羊飼いに私たち自身の姿を重ねるように促しています。彼らは孤独でした。人里離れたところで絶えず羊の群れを追い、夜は羊を見守るために暗闇にいました。仕事の性質上、当時の社会の規範であったモーセの律法を守ることができず、周りから罪人呼ばわりされ、自分自身も罪の意識を抱えて生きていました。孤独と罪責感。そして虚無感。孤独は、往々にして虚無感と結びついています。心の中にぽっかりと穴が空き、それを満たそうとあれやこれやと試みるが、いっこうに満たされない、あの虚しさです。私たちの姿と何か重ならないでしょうか。 

聖書によると人は創造者なる神と交わりを持ち、共に歩むように造られましたが、神に背を向けて、神など存在しないかのごとく自己中心に生きるようになったので、心は暗くなり、孤独、虚しさ、罪責感を抱くようになりました。本来の人間らしさと生きる喜び、豊かさを失ってしまったのです。キリストは十字架の死をもって、こうした私たちと創造者なる神との関係を回復して下さり、3日目に甦って今も生きておられ、信じる者と共にいる救い主なのです。だから「クリスマスおめでとう!」なのです。


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by sayama_church | 2016-12-26 17:27 | 牧師の窓 | Comments(0)
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