神との交わり 

 聖書が告げる福音とは何でしょうか。それは、主イエスの恵みによって神との交わりに入れられることです。具体的には、神の子とされることです。主イエスが実子であるならば、私たちは養子として神の子となるのです。このことが、私たちの努力や善行よるのではなくて、主イエスの十字架による罪の贖いによるので、福音なのです。

 使徒ヨハネはこう言いました。「私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。」(Ⅰヨハネ1:3

 神との交わりがそんなに素晴らしいことのなでしょうか。実は、多くの人が気づいているように人間の幸いは、物事や出来事にではなく、他の人格との交わりのなかにあります。人間はそのように造られているのです。金持ちになったり、有名になったりしても、それだけでは人間は幸いになれない理由はそこにあります。たとえ、物事や出来事に恵まれていなかったとしても、家族とか親しい友人など、愛する人がいるならば幾らかでも幸福を感じるはずです。

そして他者との関係の中で、最も生命的なものは、神との関係です。たいていの人は、横の関係すなわち人と人の関係は理解できますが、縦の関係すなわち神との関係は知りません。しかし、神との関係が整えられ、神との交わりをもって生きるようになるとき、その人は真に生きた者になります。神のいのちに生かされるのです。神との交わりの中に人を生かすいのちがあるからです。

信仰は「教えを守る」という教条的なものではありません。神との親しい交わりに本質があるのです。神との交わりの中に日々歩ませていただきましょう。


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by sayama_church | 2017-04-03 21:50 | 牧師の窓 | Comments(0)
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