父なる神

私たちにとりまして、幸福とはどんなことでしょうか。自分の存在が肯定され、喜び受け入れられることではないでしょうか。

もう随分前のことですが、今は天に召された一人の老婦人が教会に見えておられました。若くしてご主人に先立たれ、3人のお子様を女手一つで立派に育てられた方でした。彼女は、祈祷会のあかしの時間になると率先して口を開かれるのですが、たいがい決まって子ども時代の父親との思い出の話でした。当時、まだ若かった私は、80歳を超えた方が、夫や子どものことよりも父親の話をされるのを何か不思議に感じたものでした。しかし、今にして思えば、自分の存在を肯定して、喜び受け入れてくれた父親との思い出が、彼女の心の底に幸せな感情に包まれて、ずっと残っていたのだと分かります。

さて、聖書に次のような御言葉があります。「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。」(マタイ3:17)これは、主イエスがバプテスマ(洗礼)を受けて、水から上がられたときに、天から告げられた声でした。同じ言葉が、主イエスによって罪が赦されて神の子とされた私たちに対して、父なる神が語り掛けておられると云うのが、聖書が告げるメッセージです。

聖書が啓示する神は、私たちの存在を肯定して、喜び受け入れて下さる霊的、理想的な父です。あなたも主イエス・キリストを通してこの方を親しく知ることができますように。


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by sayama_church | 2017-07-20 08:03 | 牧師の窓 | Comments(0)
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