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父の日に

 今日は、父の日です。最近はどちらかというと父親の存在が、かすみがちのように思えますが、気のせいでしょうか。
 先日、ある会合に参加したときに、「父の学校」という働きを紹介されました。これは、家庭の多くの問題は父の問題に起因しているのではないかと考え、「父が生きると家庭が生きる。」「父親が変われば、家庭が変わる、社会が変わる。」を合言葉にして、聖書的な家庭を建てることを励ましている運動です。いずれの日に、私たちの教会でも考えてみたい働きです。
 さて、こんなお証しがあります。大阪で小さな会社を経営していた男性がいました。しかし、バブルの崩壊で会社は倒産、家庭生活もうまくいかなくなり、離婚してしまいました。幸いなことに、彼は知人の誘いで教会に通うようになり、すがるような思いで信仰を持ち、受洗しました。ある日、彼は、自分のこれまでの人生と価値観が、お金、地位、名誉であって神様中心でなかったことを深く示されました。それまでは環境、人間関係、仕事や住む場所を変えれば、すべてが変わると考えていたのですが、最大の問題は自分であることが分かったのです。そこで彼は、神様の前に今までやってきた過ちをすべて告白し、「赦してください!」と心の底から祈りました。さらに別れた家族にも「ごめんなさい!赦してください!」と素直に謝ったのです。言うまでもなく家庭は回復しました。
 確かに、父親が変われば家庭は変わるのではないでしょうか。
「父たちよ。・・・子どもを・・・主の教育と訓戒によって育てなさい。」 エペソ6:4
by sayama_church | 2007-06-17 23:01 | 牧師の窓 | Comments(0)
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