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もしも教会が・・・

 今は経済状況がとても厳しくなっています。税収が減っているために国は少しでも税金を取ろうとあの手この手ですし、企業も賃金を安く抑えて少しでも利益を絞り出そうとがんばっています。それでいて、物価は少しずつ上がっているのですから庶民は大変です。雇用状況も大変悪いようです。ときどき、胸が痛くなるようなニュースを聞きます。
 私は、これまで次の御言葉によって励ましと慰めをいただいてきました。
「私が若かったときも、また年老いた今も、正しい者が見捨てられたり、その子孫が食べ物を請うのを見たことがない。その人はいつも情け深く人に貸す。その子孫は祝福を得る。」詩篇37:25,26
「何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。・・・神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」マタイ6:31,33
 
 神を畏れ、神に従い、神と共に歩んでいるならば、神が私たちの生活を保障して下さいます。子孫に至るまで。それが神の約束です。ハレルヤ!
 しかし、教会の内外を見渡すとき、ときどき主に願わされることがあります。もし、教会に老人ホームがあったら。幼稚園・保育園を経営していたら。障害者の自立支援施設をもっていたら。利益追求ではなく人々の必要と痛みに寄り添う事業していたら・・・。ものすごく難しく、デリケートな問題を含んでいます。でも少なくとも職に困っている人にお仕事は提供できるだろう。こんなことを考えるのは間違っているのでしょうか。
by sayama_church | 2008-04-20 19:19 | 牧師の窓 | Comments(1)
Commented by God Bless You at 2008-04-22 00:12 x
日本キリスト改革派教会東部中会連合長老会の専門部会発行
「戦前・戦中を生きたキリスト者の証言」の編集後記から編者のお話
 [日本では、江戸時代以降、宗教は行政に従属し、その独立性を奪われてきました。教会も同じく、機能的集団に過ぎない行政機構や企業に組み込まれて、戦後の高度経済成長に寄与することを当然としてきました。
 その結果、戦後の高度成長が終わりを迎えた今日、日本社会は、バブル経済が崩壊すると共に、方向性を見失い、崩壊しつつあります。
 この現実に注目し、それを直視するとき、教会が地域にあって、共同体として自己を再構築し、地域社会の中核として果たすべき役割が自ずと明らかになると思われます。]
[現実に注目し、それを直視するとき、教会が地域にあって、共同体として自己を再構築し、地域社会の中核として果たすべき役割が自ずと明らかになる.
このことを、祈ってゆきたいと思います。福祉は保険になりつつあります。教会の働きの出番かもしれません。
決心と、先立つものと、働き人・・・必要ですが。



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