今は経済状況がとても厳しくなっています。税収が減っているために国は少しでも税金を取ろうとあの手この手ですし、企業も賃金を安く抑えて少しでも利益を絞り出そうとがんばっています。それでいて、物価は少しずつ上がっているのですから庶民は大変です。雇用状況も大変悪いようです。ときどき、胸が痛くなるようなニュースを聞きます。
私は、これまで次の御言葉によって励ましと慰めをいただいてきました。
「私が若かったときも、また年老いた今も、正しい者が見捨てられたり、その子孫が食べ物を請うのを見たことがない。その人はいつも情け深く人に貸す。その子孫は祝福を得る。」詩篇37:25,26
「何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。・・・神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」マタイ6:31,33
神を畏れ、神に従い、神と共に歩んでいるならば、神が私たちの生活を保障して下さいます。子孫に至るまで。それが神の約束です。ハレルヤ!
しかし、教会の内外を見渡すとき、ときどき主に願わされることがあります。もし、教会に老人ホームがあったら。幼稚園・保育園を経営していたら。障害者の自立支援施設をもっていたら。利益追求ではなく人々の必要と痛みに寄り添う事業していたら・・・。ものすごく難しく、デリケートな問題を含んでいます。でも少なくとも職に困っている人にお仕事は提供できるだろう。こんなことを考えるのは間違っているのでしょうか。