日本宣教会 狭山キリスト教会ブログ

ともに苦しみ、ともに喜ぶ

教会史上、最大の伝道者は、やはり使徒パウロではないかと思います。彼は、「キリストの名がまだ語られていない場所に福音を宣べ伝える」（ローマ15:20）ために生涯を捧げ、奔走しました。けれども、留意したいことは、彼は福音を宣べ伝えて、人を救いに導くことにとどまらずに、必ず信徒の群れ、すなわち教会を起こしたことです。教会を離れての信仰生活は、聖書の道ではありません。

パウロは、教会を「キリストのからだ」に喩え、次のように語っています。「それは、からだの中に分裂がなく、各部分が互いのために、同じように配慮し合うためです。一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分がともに喜ぶのです。あなたがたキリストのからだであって、一人ひとりはその部分です。」（Ⅰコリント12:25～27）

　ここに「ともに苦しみ」「ともに喜ぶ」とあります。教会は、苦しみを共にし、喜びを共にするところです。

私たちは、主イエスを信じて救われても、欠点や弱さがあります。生い立ちやこれまでの人生経験から生じた人格的なデコボコや歪みがあるかもしれません。往々にしてそうしたことは人との関りを通して、初めて表に出て来て、己の自覚するところとなります。

「ともに苦しみ」「ともに喜ぶ」教会の交わりを通して、聖霊は私たちを引き上げ、整え、互いに配慮し合える、円熟したキリスト者へと成長させてくださるのです。その意味においても教会を離れての信仰生活はあり得ないのです。

2025年11月9日（日）主日礼拝のご案内

教会が初めての人、久し振りの人、クリスチャンでない人、

何となく聖書に興味のある人、心に安らぎを求めている人、

・・・その他どのようお方でも

　　　　すべての人を歓迎いたします！

◆　第一礼拝　　午前　９：0０ ～　１０：００　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

◆　第二礼拝　　午前１１：００ ～ １２：００

　　（第二礼拝では並行して別室で子どもの集まりがあります。）　

　　　　　

◆　第三礼拝　　 午後　７：００～８：００ 　

　　3回の礼拝の説教（聖書のお話）は以下の通りです。

　

　　　　説　教：主と会う日

　　　　聖　書：マタイの福音書24章30節

　　　　説教者： 小坂由紀子師

【当教会のコロナ対策】

　　①日曜日の礼拝は３回に分散しています。

　　②玄関で手指の消毒　

　　③マスクの着用は任意です。

　　　必要な方のために受付に無料のマスクの準備があります。

　　④礼拝の前後、途中で換気の時間を設けています。

　　⑤着席する椅子と椅子の間の間隔を広くとっています。

　　⑥2階チャペルとは別に1階でモニターで参加できる部屋があります。

　　⑦礼拝をオンラインでの配信もしています。

　　　当教会のホームページからアクセスできます。

　【初めて参加される方へ】

　　①教会の集まりは、どなたでもお出でいただけます。

　　　初めての方、久しぶりの方、クリスチャンでない方、

　　　すべての人を歓迎しています。

　　②信仰が強制されるようなことは一切ありません。

　　　ストレス、問題、悩みの多い日常にあって、聖書の言葉を通して

　　　心の休みと力をどうぞ得て下さい。

　　③聖書や讃美歌は教会に備え付けがあります。

　　④礼拝の中で、神様への感謝を表す席上の自由献金の

　　　ときがありますが、あくまで自由です。

　　⑤近隣のミッションスクール（聖望学園、明治学院）

何たる希望

今日は、召天者記念礼拝の日です。狭山の地で伝道を始めて32年。実に多くの方々を主の御許にお送りしました。実家のリビングからスタートして夢中に歩んできた年月でしたが、気がついてみると、私自身も自分の終りについて考える年に近づいてきました。人生の短さを感じます。

　人の存在が死をもって終わるとしたら人生は何と寂しく、空しいことでしょうか。けれども聖書はそのようには語っていません。次のような御言葉があります。「しかし実際には、彼らが憧れていたのは、もっと良い故郷、すなわち天の故郷でした。ですから神は、彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。神が彼らのために都を用意されたのです。」ヘブル11:16

　「神は都を用意されている。」「地上の故郷にまさるもっと良い故郷、天の故郷がある。」聖書は、そう語っています。

　私は、小学生のときに単純に主イエス・キリストを救い主として信じました。その時に与えたられた平安といつ死んでも天国に行くことができることを覚えた喜びは、今も心に残っています。

　地上の生涯は、瞬く間です。私たちは永遠をどこで過ごすのでしょうか。私たちの罪のために十字架に磔にされ、三日目によみがえられた救い主イエス・キリストにあって、人は罪の赦しを受け、神が備えられた都である天の故郷、すなわち天国に迎えられます。驚くべき恵み、素晴らしい希望ではないでしょうか。

今日は、主にあって召された方々を偲びつつ、主を礼拝致しましょう。

2025年11月２日（日）召天者記念礼拝のご案内

教会が初めての人、久し振りの人、クリスチャンでない人、

何となく聖書に興味のある人、心に安らぎを求めている人、

・・・その他どのようお方でも

　　　　すべての人を歓迎いたします！

◆　第一礼拝　　午前　９：0０ ～　１０：００　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

◆　第二礼拝　　午前１１：００ ～ １２：００

　　（第二礼拝では並行して別室で子どもの集まりがあります。）　

　　　　　

◆　第三礼拝　　 午後　７：００～８：００ 　

　　3回の礼拝の説教（聖書のお話）は以下の通りです。

　

　　　　説　教：天の故郷

　　　　聖　書：ヘブル人への手紙11章13～16節

　　　　説教者： 小坂嘉嗣師

【当教会のコロナ対策】

　　①日曜日の礼拝は３回に分散しています。

　　②玄関で手指の消毒　

　　③マスクの着用は任意です。

　　　必要な方のために受付に無料のマスクの準備があります。

　　④礼拝の前後、途中で換気の時間を設けています。

　　⑤着席する椅子と椅子の間の間隔を広くとっています。

　　⑥2階チャペルとは別に1階でモニターで参加できる部屋があります。

　　⑦礼拝をオンラインでの配信もしています。

　　　当教会のホームページからアクセスできます。

　【初めて参加される方へ】

　　①教会の集まりは、どなたでもお出でいただけます。

　　　初めての方、久しぶりの方、クリスチャンでない方、

　　　すべての人を歓迎しています。

　　②信仰が強制されるようなことは一切ありません。

　　　ストレス、問題、悩みの多い日常にあって、聖書の言葉を通して

　　　心の休みと力をどうぞ得て下さい。

　　③聖書や讃美歌は教会に備え付けがあります。

　　④礼拝の中で、神様への感謝を表す席上の自由献金の

　　　ときがありますが、あくまで自由です。

　　⑤近隣のミッションスクール（聖望学園、明治学院）

もう、びっくり！

「パパ、知ってる？今はみんなChatGPTに相談するんだよ。お姉ちゃんだって結構使っているよ！」娘との会話の一コマです。

ChatGPTは、いわゆるAI（人工知能）の一つでこちらから何かを問うとそれに的確に応えてくれるソフトだそうです。そこで私も一つ試してみました。「若者向けの集りで若者に対して愛をテーマに10分ほどの聖書の話しをしたい。どんな話しをしたら良いか」と問い掛けると、もう、びっくり！！！何とも見事な説教原稿を瞬く間に提示してくれたのです。こんなことがあっても良いのだろうかと心底思いました。しかし、娘はボソッとこうも付け加えました。「でも、人間はだんだんと馬鹿になっていると思う。自分で考えたりしなくなっているから」

一体、人類はどこに向っているのでしょうか。確かに効率的になり、便利になりました。けれども世の中を見渡すと疲れ、疲弊した人たちが溢れています。生きづらさを抱えて、ようやっと生きている人がいます。豊かさと便利さを追求しながら、人はむしろ自分の首を絞めているのではないでしょうか。人そのものが置き去りにされてしまっているような気がいたします。

非常に知恵に富み、多くの事業を成し遂げて、繁栄をつかんだソロモンは、晩年になってこう言いました。「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」（伝道者の書12:13）　神を無視した繁栄は、人を幸福にはしません。