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オンギジャンイをお迎えして

 本日の礼拝に韓国からコーラスグループ≪オンギジャンイ≫をお迎えしましたことを感謝いたします。またお集いいただきました皆様に心から感謝いたします。
 かつて日本が韓国の人たちに与えた大きな痛みと苦しみを考えると、このように韓国の青年たちが時間的に経済的に大きな犠牲を払って日本人の魂の救いを願ってお出でくださることに頭が下がる思いです。
 私は、何人かの韓国からの宣教師の友人がいます。その一人のT師は日本にだけは宣教に行きたくはなかったそうです。身近な人にかつて日本から大きな悲しみを受けた人がいたからです。けれども宣教団体の理事長から何度もお願いされ、それを主の御心と受け止めて日本にやってきました。とても気さくで温かく、日本人を愛してよく働かれ、宣教の実も豊かに結ばれました。けれどもやがて息子が「日本の宣教のために献身をしたい。」と申し出てとき、言下に「ダメだ」と言ったのです。「日本宣教は、わたし一代で終わりだ。」と。それが彼の本音でした。心のどこかに日本に対するわだかまりが残っていたのです。しかし、主は彼に語りかけられました。キリストの愛は彼の心を溶かし始めたのです。そして、彼は涙をもって悔い改め、息子の日本宣教への献身を許したのです。日本の救いのためにこのように真実に主に向き合っている人たちがいることを覚えたいと思うのです。
 神なく、望みなく、虚しく、人生の行き着き所も分からずに、ただ目の前のことに汲汲としている日本は変わらなければなりません。創造者なる神を、私たちの罪の赦しのために御子なるキリストを十字架に架けられた愛ときよきの真の神を知らなければなりません。あなたはどうですか。
  
     「あなたの創造者を覚えよ。」(伝道者の書12:1)
by sayama_church | 2010-10-18 20:28 | 牧師の窓 | Comments(0)
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