先週の11日金曜日の午後3時過ぎの地震には、大変驚かされました。私は、ちょうど牧師室で年会の資料作りのためにパソコンを打っていたのですが、あまりの大きく、長い揺れに、机の下に潜り、思わず「主よ!」とお祈りをいたしました。皆さんも、驚かれたのではないでしょうか。
こうした緊急のときに、案外脆いと思わされたのは、電話でした。安否を気遣う電話が集中したのでしょうか、特に携帯電話はほとんど用をなしませんでした。未だに三沢とは連絡をとれないでいます。宮城、岩手、福島を中心として被害の大きさが報道されていますが、主の憐みと癒しをお祈りしたいと思います。
それにしても、一つ感激したことがありました。ニュースを見ているときに、「タイの首相、あらゆる援助と支援をする準備があることを発言。」のテロップが流れたのです。その他にも台湾が義援金の送付を決定などのニュースも流れました。日本よりも経済規模の小さな国々のいち早い支援の明言に私は胸が熱くなるような感動を覚えてしまいました。
真の隣人は、本当に困っているときに分かるものなのかもしれません。私たちも他者に対していつでも良き隣人であらせていただきたいものです。
この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」ルカ10:36、37