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キリストの復活


 イースターを迎えました。日本では、クリスマスほど知られていませんが、教会にとりましては、イースターはクリスマス以上に大きな意味を持っています。
 イースターは、キリストの復活を記念した日です。そして、キリストの復活がなければ、教会もキリスト教徒も存在しませんでした。
 キリストの復活に対して、様々な人が疑義を唱えます。疑義を唱える人は、まだ良いのかもしれません。たいていの人は、その事実にまともに向き合わずに、伝説かおとぎ話のように考えて、聞き流します。
 しかし、キリストの十字架の死によって、弟子達は、官憲の手が自分達にも及ぶのではないかと恐れ、ブルブル震えながら身を隠していたのです。一番弟子のペテロは、キリストが捕縛されたときに、彼を知らないと3度も否認しました。ところが、彼らは、復活のキリストに出会い、聖霊の力をいただき、変わります。殉教を恐れずに、キリストの復活を語るのです。教会はこうして誕生しました。
 もしキリストの復活が、でっち上げであったとしたら、彼らはキリストを伝えるために命を賭けはしなかったでしょう。けれども、ペテロもヤコブもまた多くのキリストの弟子もこのために殉教しました。また、もし復活のキリストが、弟子達の幻想だとしたら、一度に500人以上の人たちに同時に現れたことは説明できないでしょう。パウロはこう言っています。「ケパに現われ、それから十二弟子に現れ・・・その後、キリストは五百人以上兄弟たちに同時に現れました。その中の大多数の者は今なお生き残っていますが、すでに眠った者もいくらかいます。」Ⅰコリント15:5,6
 キリストは、復活されたのです。聖書の預言の通りに。   (2006.4.16)
by sayama_church | 2006-04-18 09:01 | 牧師の窓 | Comments(0)
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