ときどき、恩師のことが思い出されることがあります。私の恩師、中原幸茂牧師は、しばしば次の御言葉を口にされました。
「この方こそまさしく神。世々限りなくわれらの神であられる。神は私たちをとこしえに導かれる。」詩篇48:14
ここには、3つのことが言い表されています。
聖書に啓示されている神こそが、偽りではない本当の神であるとの宣言、この神が私の神であることの喜び、そしてこの神がとこしえに私を導いてくださるとの確信です。今にして思えば、これらは長年信仰をもって歩まれ、多くの困難を乗り越えてこられた中原牧師の実感だったのだと思います。
私も、しばしば、小さなことですが様々な問題に出くわします。時には、胃が痛くなるような自分にとっては大きな課題に直面することもあります。けれども、振り返って見ると、神さまが導いて下さったことを感じています。
聖書の神は、御子イエス・キリストの十字架の贖いによって、私たちと共にいて下さる「わたしの神」であり、私たちを導いてくださいます。新しい年も、恐れることなく、この神に信頼して歩んでいきましょう。