今日の午後に日本宣教会の墓前礼拝があります。毎年のことですが、参加者には埋葬者の名簿が配られます。そこには、お名前、召天年月日、年齢ととともにその方の人となりや人生を紹介した一文が加えられています。
実は、聖書にも似たような箇所があります。歴代誌第一の初めの部分です。実際は系図なので多くは名前の羅列ですが、所々人生を要約するような一文が付加されている人がいます。例えば
「ユダの長子エルは主の目の前に悪を行ったため、・・・」(Ⅰ歴2:3)
「ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った。『私を大いに祝福し、・・・』そこで神は彼の願ったことをかなえられた。」(Ⅰ歴4:10)
ところで私たちもいずれは地上の歩みを締めくくるときがやってきます。そのときに、周りの人や主なる神さまは、私たちの人生をどのように評価し、要約するのでしょうか。私たちは何をもって覚えられるのでしょうか。
願わくは、神の摂理の中で置かれている場所で真実に、忠実に歩み、悔いのない生き方をしたいものです。
「よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。」マタイ25:21