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主を待ち望む

 12月に入りました。今、クリスマス・アドベントの時期です。12月は、「師走」とも言われ、1年を締め括るための整理や片付け、新しい年を迎える準備で、普段は落ち着いてすましている「師」でも走り出してしまうほど忙しい時期ですが、心静かな時間を少しでも確保したいものです。

 聖書には次のような御言葉があります。「主の前に静まり、耐え忍んで主を待て。」(詩篇37:7)「わたしを待ち望む者は恥を見ることがない。」(イザヤ49:23

 主を「待つ」「待ち望む」とはどういうことでしょうか。主の到来を期待して、信じて待つことです。主の御手、主のご支配、主のご臨在が見えないような現実の中にあっても、必ず主はお出でになられ、御手を動かし、ことを成し遂げて、ご自身の栄光を現されると信じることです。それは、日常生活での苦境、悩み、課題に対する主の介入を信じて期待することであり、人間の欲と罪が渦巻き、主イエスの福音に対して心が頑なこの世に御霊によってリバイバルが起こされることを期待して、祈り待ち望むことであり、究極的には神を無視するこの世界に主が約束のごとく再臨され、正しい裁きを行ない、御国を完成されることを待ち望むことです。

主を待ち望むことは、キリストと交わり持つことによって可能となります。主を待ち望む者は失望に終わることはありません。アドベントが主を待ち望むときとなりますように。


by sayama_church | 2016-12-04 20:00 | 牧師の窓 | Comments(0)
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