最近、ある牧師のコラムに大変慰められました。そこにはこう記されていました。「神のことば」を表すヘブル語「ダバール」は「出来事」とも訳すことができます。神のことばは必ず出来事になるからです。(いのちのことば社発行「いのちのことば」3月号)
「神のことば」は、時が来れば必ず実現します。それが「神のことばは出来事になる」の意です。聖書にこうあります。「そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰って来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。」(イザヤ55:11)
私は、人生の折々にどんなに神のことばに慰められ、励まされてきたか分かりません。会社を辞めて献身をするときに、「まことに、あなたは喜びをもって出て行き、安らかに導かれて行く。」(イザヤ55:12)の御言葉を与えられましたが、主はそのようにまことに取るに足らない、不十分で、失敗と過ちだらけの私の歩みをこれまで導いて下さいました。「彼がわたしの名のために家を建てる。彼はわたしにとって子となり、わたしは彼にとって父となる。」(Ⅰ歴代誌22:10)の約束の言葉によって、神はこの地に必ず主の教会と建てられるとの望みを抱いて、時にはくじけそうになりながらも教会建設の働きに励んでいます。
神のことばは、必ず実現します。人にとって最大の慰めと力は、この神のことばを聞くことなのです。