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神の御言葉

 3月が終わろうとしています。振り返りますとこの23か月はとても忙しい日々を過ごしました。実際は、所々で暇を見つけて休んではいるのですが、次から次へと出席しなければならない会議、決定しなければならない案件があり、落ち着かない日々でした。考えてみますと、教会、教団、また私が関わっている超教派の働きにおいて、年初にあたって昨年度の総括と新年度の計画を立てなければならないわけで、当然といえば当然だったのかもしれません。4月からは通常のペースに戻れるのではと少しホッとしています。

 こうした中で、自分が最も大切にしなければならない仕事は何なのか、主から委ねられた使命、そして、そのために与えられている賜物は何かについて、改めて考えさせられ、気づかされたことがありました。それは、人々の心に寄り添い、そして神の御言葉を語るということです。主イエスが、民の痛みと苦しみを見ながら神の国の福音を語ったように、私も神の御言葉を取り次ぎ、語らなければならない、そのためにこそ召されたのだと思わされました。

 聖書にはこう記されています。「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。」(マタイ4:3人間は、肉体の必要を満たすことだけでは人らしく生きられない霊的な面があります。神の御言葉を聴いて初めて真に生きた者となるのです。牧師は、自ら神の御言葉を聴いて、それに生かされながら、人々に神の御言葉を語らなければなりません。

 行事や組織の運営に汲汲として本来の使命の本質を見失わないように気を付けながら、これからも主にお仕えしたいと願わされたことです。


by sayama_church | 2017-03-29 13:07 | 牧師の窓 | Comments(0)
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