ようこそ、ウエルカム礼拝にお集まり下さいました。私たちの教会のキャッチフレーズは、「すべての人を歓迎します!」です。主イエスがこう言われているからです。「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」マタイ11:28
お釈迦様は、人間の根源的な苦しみは、生老病死と言われました。老いる苦しみ、病む苦しみ、死ぬ苦しみは、分かりますが、生まれること、生きることそのものが苦しみであると言うのは、少々驚きます。けれども、考えてみれば、生まれ、生きることがなかったら苦しむこともないのですから、生まれ、生きる苦しみと言うのも分かる気がいたします。また、生きることそのものが辛いと感じるような苦しい中を通ることが人生にはあることも事実です。お釈迦様は、修行によってこうした苦しみから解脱する悟りを開いたのですが、私たちのような凡人が、お釈迦様のように悟りを開くことは、まず不可能でしょう。本来、お釈迦様の教えは、人間の努力と修行によって自分自身が獲得するものですから救いではありません。ごく一部のエリートのための教えです。
けれども主イエスは、疲れた人は疲れたまま、重荷を負っている人は重荷を負ったままで「わたしのところに来なさい。」と言われたのです。自分の力で解決できないことを主イエスが代わりに成し遂げてくださるのです。
今も生きて働いておられる主イエスを信頼して、祈ることから始められたらいかがでしょうか。