皆さんにお渡しする「2018年度の祈りの栞」がジャーナルチームのご労によりまして出来上がりました。感謝いたします。ご覧いただきますと分かりますが、今年も最後のページにヤベツの祈りが載せてあります。
ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った。「私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあり、わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないようにしてくださいますように。」そこで神は彼の願ったことをかなえられた。(Ⅰ歴代誌4:10)
ヤベツとは、「苦しみ」「痛み」という意味です。ヤベツは、大胆にも「私を大いに祝福してください」「私が苦しむことのないように」と自分の名前と逆のことを求めることによって、運命を変えてしまいました。聖書は、「ヤベツは彼の兄弟たちよりも重んじられた。」(同4:9)と記しています。彼は一族の頭となったのです。
私たちも、神の栄光が私たちを通して現わされるように「私を大いに祝福してください。」と祈ろうではありませんか。「地境」とは、働きの可能性を表します。主イエスを知る人が私を通して増え広がっていくように「私の地境を広げてください」と求めようではありませんか。私たちは、自分の力では何もできず、誘惑や試みに弱いのですから「御手が私とともにあるように」「わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないようにしてください」と祈りましょう。
主は、必ず心からの真実な祈りに応えて下さいます。「祈りの栞」を用いて、ぜひ毎日お祈りください。