私たちは、実にしばしば思い煩い、心配をします。ここ最近、日本のどこかで毎年のように起きる災害やなかなか抜け出せないデフレ不況などでも重なって、何となく将来に対する不安を抱えている人は、多いのではないでしょうか。
聖書は次のように言います。「きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。」マタイ6:30
これは、主イエス様が言われた御言葉です。私たちは、ある意味で多くのもの~家、財産、家族、健康、仕事、趣味・・・~をもっているから、それを失うまいと思い煩い、心配するのではないでしょうか。しかし、実は、天の父なる神様が私たちを養い、よくしてくださるのです。いいえ、冷静に考えてみると、もう既によくしてくださっているのではないでしょうか。
日々を神様に感謝し、明日を思い煩うことなく、「ましてあなたがたによくしてくださらないわけがありましょう。」と言われるお方を信頼して、前に向かって歩みたいものです。そうすれば心配から解放されます。天の父は、必ずよくしてくださいます。