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M兄 

 M兄が主の御許に召されました。今年の3月にご長男のT兄から「入院中の父の様態がかなり悪く、お医者さんから危ないと言われています。見舞っていただけないでしょうか。そしてできたら洗礼を授けてもらいたいのですが。」と頼まれ、多少の戸惑いを覚えながらも、すぐに病室を訪ねました。

 肺炎で酸素吸入をしており、言葉も発することができず、かなり弱っている様子でした。「人は最後まで耳は聞こえる」と聞いていましたので、耳元で、私は牧師であることを伝えて、聖書が語る福音を単純にお話しました。すなわち、私たち人間はだれもが罪びとであること。神の御子イエス・キリストは私たちの罪のために十字架に架かり、よみがえられたこと。イエス・キリストを信じるならば罪が赦され、永遠の命を受け、天国に行くことができることを伝えました。そして、翌々日の318日にもう一度訪ね、信仰を確認して洗礼を授けました。

 ところが、驚くことに受洗後に様態は少しずつ回復していきました。そして、4カ月間、何度も病室に足を運ぶことが許され、耳元で賛美歌を歌い、聖書の福音を語り、祈りをささげることができました。それは、主が備えてくださった恵みの期間だったと思えてなりません。

 主イエスは「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父もみもとに来ることはありません。」(ヨハネ14:6と言われました。この言葉に偏狭さを感じ、躓く人もありますが、逆にイエス・キリストを通してだれもが天国に行くことができるとは何とありがたいことかと思います。主の救いの広さ、大きさに感謝いたします。


by sayama_church | 2019-08-05 15:03 | 牧師の窓 | Comments(0)
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