いったい人は、心の深いところで何を求めているのでしょうか。本当に必要としているものは何なのでしょうか。平安と喜びではないでしょうか。
良き仕事があり、成功すること。家庭に恵まれること。健康であること。経済的に祝福されること。趣味や楽しみがあること。良き友人がいること・・・。どれもこれもとても大切なことであり、必要なこと、求むべきことです。でも、こうしたことを得ても寂しさや虚しさを抱えている人もいます。平安と喜びがないのです。
先週、聖書の通読をしていて実に驚くべき御言葉に出会いました。「あなたは喜びを私の心に下さいます。それは 彼らに穀物と新しいぶどう酒が豊かにある時にまさっています。平安のうちに私は身を横たえ すぐ眠りにつきます。主よ ただあなただけが 安らかに 私を住まわせてくださいます。」詩篇4:7,8
この詩篇が、息子アブサロムに宮中を追われ、荒野への逃避を余儀なくされたダビデ王の経験が背景になっていると知ったら驚かないでしょうか。目に見える祝福と豊かさのすべてが剥ぎ取られたのです。ところがダビデの心にあった喜びは、「穀物と新しいぶどう酒が豊かにある」すなわち生活が安定して豊かであることにまさるものであり、その平安は、息子が敵になった憂いと命が奪われる危険の中にあっても眠りにつくことができるものでした。
鍵は、「主よ ただあなただけが」にあります。人の心を真に満たし、平安と喜びをもたらすのは、神と共にあることです。イエス・キリストにあるとき神を父として親しく知り、神と共にあることができるのです。